いよいよ、弾いてみる!
象牙っぽい、滑らない加工
象牙っぽい滑らない表面加工が ありがたい!(写真ではわかりにくいけど)
ただ、黒鍵のサイドも同様の加工がされていて
滑りにくいので、
左右広範囲での高速移動打鍵時は 引っ掛かりを感じて、弾きにくかったりしました。
ま、最も、移動先の練習で そういう曲を弾くことは少ないので、
ごく限られた範囲の不便。
あと!
打鍵後の鍵盤の戻りがとても良い。
これはけっこう驚き。
本物のピアノより むしろ速いくらい。
そもそもの購入目的は、難曲をミスタッチなく弾くための練習というより、
「垂直方向の高低差に、手指を対応させつつの練習」
のためだったので、
リアルな高低差という点で
目的にバッチリ かなっている!
人工物に当たる感覚
この二つ折り電子ピアノは、打鍵時、人工物に当たる感触が残る(電子ピアノあるある)。
となると、私のように四六時中 大きな力で押す弾き方だと、
手指の健康上、悪影響が懸念される。
ロールピアノは、鍵盤を押し切ったときの触感がゴム感で、
手指に「キン」と来る感じがないので、タッチ増強練習は(やはり)そちらを使うとしよう。
今後、願わくば…
移動先で練習できるピアノとして、今後の製品に期待したいことを勝手に述べると、
鍵盤を押し切ったときの底の感触が、「木と木」が当たる触感を切望~。
ま、ハイブリッドピアノなんだろけども、
安価で持ち運びやすく(つまり、木製鍵盤で二つ折り)、
そして電子発音にて、ヘッドホンで聴ける…
などという製品があったらなぁ…。
現時点での練習メニューの振り分け:まとめ
折畳電子ピアノ:垂直方向の高低差(水平方向の移動も)を意識したメニュー
ロールピアノ:タッチ増強メニュー
ということで、移動時は、この2つのピアノを持参することにしよう。
けっこう、満足な一品
折り畳んで専用ケースに収納した状態
高さ39センチの、よくある踏み台と共に。
女性が片手で ひょいと運べる程度の重さ。
この業界の進歩にカンドー
今回、このピアノを購入して気づけたことを通して、
折り畳める以外にも、この業界の進歩を実感できたのが嬉しかったです。
学生時代(40年程前)に買った電子ピアノに比べると、アコースティックピアノのタッチに、かなり近づいている。
各段の差と言っていいくらいだ。
また、他に、電子機器とつないで入力など、機能がいろいろあるようだ。
私が使う付属機能は、たまに音質を変えて弾くぐらいだけれども。
デフォルトのピアノ音で十分だが、バッハを弾くときはハープシコード音やチャーチオルガン音にて、バリエーションを楽しめたりもする。
この記事は、いわゆる「レビュー記事」ではないけど、
一応、私が今回購入したものは、
「Long eye FOLD PRO 電子ピアノ」というものでした。
追記:黒鍵の奥が…
最初に弾いたとき、黒鍵の奥をあまり使わなかったのでピンときていなかったが、
黒鍵の奥が 低くなっていた!
(折り畳んだ状態の側面)
ゆえに、最も遠い部分の打鍵に、力が要る。
んむ。わりと、要る。
ま、ちょうどいい。
ジブンの練習メニューとして、指をなるべく伸ばして
(しかし、関節伸びきりはNG)
打鍵力をつけようとしているので
むしろ ちょうどいい。
ただ、この形状って、鍵盤周囲のメインボディに対して
飛び出ないための配慮なのか
はたまた、私の知らない国や地域では、そういう形状もありなのか、ナゾは残る。
世界は広い(かもな)のだなぁ~。
体験記的なもの、おしまい。
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