シワシワユビの歩み
最初っからシワシワ
私の手は、子供の頃からシワシワ(加えてハンパな地黒)だった。
年を重ねた今も、子供時代も大差ないシワシワぶり。
このシワシワユビがピアノと共に在った歩みを ここに。
人生が50年以上あってよかった
人生50年と言われた時代が、あったようだ
(戦前の平均寿命は50年足らずらしい)。
今、「元気に50年以上 生き長らえてよかった」と、しみじみ思っている。
というのは、ここ最近の数年間で、これまで生きた歳月のうちに 散りばめられている大切な「かけら」を整理する機会を得た。
もしも早めに寿命が尽きていたなら、大切な「かけら」は、未整理なままだったろう。
その「かけら」は、繊維状になってから編み直された。
そして今、その編み直された一筋の行き先を実感している。
要は「やりたい表現」を破綻せず弾ききれるよう、筋トレばっかの半世紀だった。
そういうまとめ。
「うたう指」を目標に
この50年余りの期間、私は、師に、先輩に、音楽仲間に恵まれ、
より良い音楽表現を目指して、研鑽を積むことができた。
じりじり、地道にピアノ練習(ほぼ筋トレ)も重ねた。
それが結実し、「うたう指」を手に入れるまで、あとちょっと(なはず)!
(捕らぬ狸の皮算用は だっせーと思いつつの、迫るゴールを前に
◇◇ワクワク・じりじり(イライラ)を持て余し、記事上げしてしまった…。
◇◇捕った暁には、この部分にナニガシカを加筆します!)
シワシワの手(しかも地黒)で奏でるため、見た目の美しさを演出できっこない。
ただ、たまたま私の演奏を聴いてくれる人に、弾き手の脳とユビが連結して歌ってるなぁ〜と思っていただければ幸いである。
若さなし美しいビジュアルなし高級感なし、賞歴なし留学なし有名音大経歴なし暗譜なしの、
ないないづくし
(あるのはメイクアップやドレスアップしても隠しきれないシミシワ、脂肪(-.-))だが、
こんな感じ(^^ゞ
聴き手の方と一緒に、ピアノの唄を共有できれば
最高である!