サイト構築に至るまで
機械モノはニガテなのに
私はそもそも、字がヘタだ。
中学生の頃、学級全員の書道が教室に掲示されたが、
男女ごと名簿順に掲示されていた女子生徒の一角で、間違って男子生徒のものが紛れたと見えるほど、
跳び抜けてヘタクソだった。
大学卒業後、職場に導入されたワープロに飛びついた。
肉筆で字を書かずにすむことが、何より魅力的だった。
元々機械モノは苦手な私だったが、背に腹は代えられなかった。
詳しい同僚から学び、へたっぴな書き文字から逃げまくった。
一生、ワープロの恩恵を受けるつもりだった。
ちょっと横道。
コトシ還暦という今、筆ペンで書道もどきを書いてみると…。
この程度とはいえ、中学時代とは雲泥の差だ…。
どーでもいい自画自賛だが、意外にマシっぽくなったもんだ。
年の功ということにしておこう…。
ワープロ時代の終わり
ワープロ様様だった。
が、(私に断りもなく((+_+)))ワープロの時代は終わった。
徐々にワープロの周辺機器や消耗品は入手困難となり、
泣く泣く、不慣れなパソコンに切り替えたものだ。
以降、周囲に支えられながら、なんとかワードを使って文書を作るようには なった。
でも、ワープロ復活!となったら、すぐにでも戻る気満々だった。
ちなみに、最近になって、情報管理の問題発覚をきっかけに、
ワープロやフロッピーなど、懐かしい機器や消耗品が今も流通していると知った。
田舎住まいの身としては、先鋭的なイメージのある都会で、
むしろ需要に応じて生産・流通があったことに、驚いたものだ。
切り替えに苦しんだ当時の私が知ったら、恨み節を唱えそうだ…。
アナログ人間×2
私自身、上手い字を書けさえすれば、パソコンもその他の電子機械も生涯不要と豪語したい人間だった。
でも、主人は私以上にアナログな人間で、口にする言葉も「the昭和」な感じ。
そもそも私自身がデジタル系から逃げたいのだが、私が学ばないことには、家業もろとも時代の変化に対応できない。
ソフト・アプリ操作やネット対応に行き詰まるたびに解決方法を検索した。
意味不明なIT用語(なんでこんなにカタカナなの?)をネットで調べるも、その説明自体に知らない新出単語が出まくり。
調べに調べて実行しても、何が原因かもわからないまま行き詰まる。
専属コーチを切望。
その道に詳しい知人に逐一訊くはめになったが、
いつもいつも、ひと様の時間に割り込めない。
でも、ニガテだからと逃げていられない。
時代はすでに令和。昭和どころか平成ですらない。
デジタル対応・ネット対応技能を学ぶ術を捜すことにした。
専門学校?塾?他に何がある?と…。
“私を育ててくれたのは2ー①「ワープロ様々」” への1件のフィードバック